<揺れるシカゴの街> 「警告:本日すべての授業はリモートに移行します」 日本から太平洋を渡った先にあるアメリカ。その中西部に位置する大都市シカゴ。今回は残念ながら新型コロナ感染症の拡大により、オンラインでの交換留学になっ…
ジャーナリズムは中国・習近平政権をもっと強く批判すべきだ
■「2期10年の任期」と「68歳定年の慣例」を破る 5年に1度の中国共産党大会(第20回大会、10月16日~22日)が北京の人民大会堂で開かれ、閉幕直後の23日には最高指導部の人事で3期目の習近平(シー・チンピン)政権が…
シリーズ コロナ禍での米国オンライン留学 第4回~クラスメイト達~
<オンラインでチームメイトがつくれるのか?>「授業はすべて、チームを組まなくてよいものを選んだ」 アメリカでの交換留学から年末に帰国したばかりの先輩が、その翌年(2020年)の秋から渡航予定だった私達に向かって、こう言い…
「新型コロナワクチン」異物で必要悪という原点を忘れるな
■第8波に備えた新ワクチンの接種が始まった 新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株に対応する新たなワクチンの接種が9月20日、全国各地の集団接種会場でスタートした。振り返ると、高齢者への新型コロナワクチンの接種が始まっ…
大学発ベンチャーの問題点 ~国産ワクチン開発を巡って~
アンジェスは、2022年9月7日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するDNAワクチン(プラスミドDNAワクチン)の開発を中止すると発表した。併せて、DNAワクチンの開発や生産に向け、国内外の複数の企業と…
シリーズ コロナ禍での米国オンライン留学 第3回
「授業での日本人留学生の静けさに愕然とする」 <密かなミッション> 今回の交換留学で、私の心の中には密かに抱くミッションがあった。自分がどれだけ現地の学生との議論に飛び込んでいけるかを試すことだ。 私には苦い経験があ…
世界的ドナー不足が「臓器売買」を加速させる
■「NPO仲介の移植に臓器売買の疑い」と読売がスクープする 読売新聞が先月1カ月間、臓器売買の問題を集中的に報じていた。8月7日付朝刊1面のトップで「東京都内のNPO法人が仲介した海外での生体腎移植手術で、売買された臓…
シリーズ コロナ禍での米国オンライン留学 第2回 ビジネス・スクールならではの履修制度で最初の洗礼
<初めて経験する「入札」による履修> アメリカのビジネス・スクールでは新学期が秋に始まる。その秋学期が2020年9月21日に始まる一カ月以上も前の話になるが、8月に緊張する体験が待っていた。「入札」による授業の履修登録…
シリーズ コロナ禍の米国オンライン留学で何が起こったか? 第1回 爆発的感染拡大でオンライン留学となるまで
<憧れのアメリカ留学とコロナの拡大> その頃、私の心は希望に溢れていた。長年憧れていたアメリカの大学院に短期間とはいえようやく留学できる。大学を卒業して以来30年近く記者生活に追われているうちに、留学して何を勉強するのか…
“アベクロノミクス”の終焉
“アベクロノミクス”とはアベノミクスとクロダノミクスを合成した造語である。アベノミクスの元祖、安倍晋三元首相は既に亡くなり、クロダノミクスのリーダー、黒田東彦日銀総裁は来年の4月が任期。続投はまずない。 …