■航空史上最悪 この夏、あの御巣鷹山の事故から40年になる。40年前の8月、日本航空のジャンボ機が墜落して520人が亡くなった。助かったのは女性4人だけだった。単独機でこれほどの死者数を出した航空事故は世界に類がなく、…
シリーズ ラジオ100年Ⅲ ラジオを楽しむ!
テレビ番組は、小さい頃から楽しくて、待ち遠しくて、そしてワクワクして見たものだった。齢70を超えた今でも、そんなところがある。私のような1955年生まれは、テレビとともに人生を歩んできた、正真正銘のテレビ世代だ。そのテ…
「ネット社会を生きる」なぜ命を絶つのだろうか
■政治団体スタッフが抗議の自殺 個人情報をネット上にさらされ、それが現実の生活に被害をもたらす事態が大きな社会問題になっている。そんななか、政治団体「みんなでつくる党」(元NHK党)のボランティアスタッフの会社員男性(6…
シリーズ ラジオ100年 1 放送記者の誕生
東京・芝浦。JR田町駅のほぼ線路際にひっそりと「放送記念碑」が建っている。説明によると「大正14年(1925年)3月22日、この地にあった東京高等工芸学校の図書室を放送所として、ラジオ第一声を送り出した」とある。「…
日本学術会議の法人化は学問・研究の自殺行為
学問の独立性の危機日本の学問の独立性が今、大きな岐路に立たされている。政府は2025年3月7日、日本学術会議を2026年10月に現在の「国の特別機関」から「特殊法人」へ移行させることを柱とする新しい日本学術会議法案を閣議…
「ネット社会を生きる」SNSは殺傷事件まで引き起こす
■「当然だ」「自業自得だ」 立花さんが襲われた、というニュースを伝えるテレビ画面には、頭や首から血を流し、救急車の中で傷口をタオルで押さえる立花氏の痛々しい姿が映し出された。だが、この惨状を見て「当然だ」「自業自得だ」と…
アレクサ、どうして女性の声なの?~日常に潜むジェンダーバイアス~
♢「アレクサ、どうして女性の声なの?」「アレクサ、電気を消して!」「アレクサ、きょうの天気は?」……アマゾンの「アレクサ(Alexa)」に、アップルの「シリ(Siri)」、グーグルの「グーグルアシスタント」、そしてマイク…
「ネット社会を生きる」真偽を見極めるリテラシー養え
■国税からのメール 確定申告を終えてホッとしていたらこんなメールが届いた。 「税務署からのお知らせ」とのタイトルが付き、「e-Taxをご利用いただきありがとうございます。国税還付金の電子発行を開始しました。このメール受信…
解説 中国で急拡大のヒトメタニューモ・ウィルス~新型コロナとは別物~
中国の病院がマスクを着けた人々であふれかえっている様子がソーシャルメディアで広まったため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に続く新たなパンデミックへの懸念が一部のメディアで報じられている。果たして、それは現…
御巣鷹40年 陰謀論は危険なポスト・トゥルースを生む
■立花氏の〝応援〟で圧勝か SNSを使った偽情報の拡散が後を絶たない。匿名で特定の個人を攻撃する誹謗中傷もなくならない。広告収入目当てのデマの投稿も多い。ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略がこのSNSで、フェイス…