電子版ジャーナル誌「メッセージ@pen」の発刊について

 綱町三田会では、綱町三田会60周年の記念事業の一つとして、ジャーナリズム活動の具体策をこの2年近く、検討してまいりました。

慶応義塾大学の旧新聞研究所(現メデイァコミュニケーション研究所)は、明治時代に福沢諭吉翁が創設した「時事新報」の伝統をうけつぎ、これまでに「慶應義塾大学新聞」をながく発行していた歴史をもっています。また、2008年には綱町三田会が150周年記念誌「メッセージ@pen」を発行したところです。
そして今回 綱町三田会として、こうした歴史を踏まえて電子版ジャーナル誌「メッセージ@pen」をスタートさせる事となりました。

まず、「メッセージ@pen」(以下「メッセージ」と省略)はすでに活動を開始しているウェブ「綱町三田会倶楽部」のサイトの一つとして始めます。

具体的には、綱町三田会に編集委員会を設け、原稿の依頼、整理をすすめます。発行は原則、月刊(月一回のバージョンアップ)とします。
編集の考え方は
1.不偏不党(ただし執筆者の思想は尊重し、ジャーナル誌全体としてのバランスに配慮する)
2.情報の整理と分析にもとずく見通しと主張(根拠のない誹謗中傷の排除)
――とします。

 原稿の依頼は、編集委員会が
1.綱町三田会会員(含む編集委員)
2.研究所の教授
3.外部のジャーナリスト、各界の専門家
に対して行います。 但し、当面 謝礼はありません。

 この先一年のテーマは
1.デジタル時代の新聞・TVの経営とジャーナリズム論(YouTubeの影響など)
2.アジア(とくに日米中関係)
3.日本の将来論
としとくに 1.については「メッセージ」の特色として編集してゆくことにしています。
またこの他のテーマも適時掲載してゆきます。

編集委員会は、当面、綱町三田会の副代表幹事の内 新聞・TV・雑誌の現役記者とOB、あわせて9人で構成しています。
「メッセージ」は、まず 会員むけとしてスタートしますが原稿などの保護対策がすみ次第、ジャーナル誌として一般に向け公開いたします。
既存のメデイァにはない視点から森羅万象をとりあげ新しいジャーナリズムに育てたいと願っています。

# 投稿も検討中です。追ってお知らせします。

2011年1月 綱町三田会ジャーナル分科会

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