「じつはそのころ、主人の血圧が異常に高くなり、娘が医者でしたので診察いたしました。ところが中曽根首相が主人の意見を入れてくださると、すっと下がって正常になったというのです。やはり官房長官が首相と異なる主張をするというのは…
“中道”はどこへ向かうのか?
天の声にもおかしな声があるといったのは、かつて総裁選に敗れた福田赳夫首相だと言われる。だが中道革新連合がこれだけ見事に負けると、どこから再建の手を付けたらよいのか見つけにくいのではないか。 直近の読売新聞の世論調査によ…
「ネット社会を生きる」 SNSが高市旋風に拍車をかけた
■有権者に悪影響 前回のメッセージ@penでこう書いた。 〈アメリカと中国の動きが、高市旋風の背後にある。習近平・国家主席の中国に対する嫌悪がトランプ大統領のアメリカ第一主義と相まって、日本社会の振り子を右へと傾かせる大…
「高市旋風」の背後に何が潜むのか
■左に振れたままの振り子 いまから40年以上も前の話である。「世の中の振り子が左に振れたままだ」という声を社内で何度か耳にした。当時、警視庁記者クラブ詰めの記者だった。夜討ち朝駆けで抜いた抜かれたを繰り返し、なぜその事件…
政治における「中道」の発明と誤解
「中道政治という言葉は、池田大作の発明のようなものだ」 政治評論の場で、こうした言い回しを耳にすることがある。発言者は、現代日本政治の語り部とも言える田﨑史郎である。 この言明は、一見すると分かりやすい。公明党が「中道政…
ネット社会を生きる 立花裁判で「SNSの病理」を考えたい
■立花被告の刑事裁判が今年2月にも始まる 政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(58)が昨年11月9日、名誉毀損容疑で逮捕され、神戸地検も起訴に踏み切った。今年2月にも公判が始まる。兵庫県知事の内部告発問題に…
台湾問題を読み解くー〈大一統〉と〈屈辱の歴史〉、そして「制裁としての政策」
台湾海峡の緊張が続くなか、高市早苗首相が「台湾有事は日本の〈存立危機事態〉になりうる」と発言した。これに対し中国政府は即座に反発し、「いかなる外部勢力の介入も許さない」と強く非難した。ここまでは、ある意味で想定内の外交…
村山富市元首相の「功と罪」
村山富市元首相死去のニュースは、自民党の総裁選に重なったが多くの新聞、テレビは政局記事を押しのける勢いだった。村山連立政権は、社会党が反自民を表看板にしてきた当の相手であり、そこから分かれた新党・さきがけによる「自・社…
石破首相は「湛山研究ブーム」を生かせるか
参院選挙の結果をめぐる自民党内の 混乱は続いているが、石破茂首相も参加する超党派の議員連盟「石橋湛山研究会」が、静かに注目されている。1昨年に発足したばかりの若い議連で、共同代表は、岩屋毅外相(自民)と古川元…
日本版「トランプワールド」の幕を開けた参院選
「(アメリカから黒船艦隊がやってきた日本の)幕末に起きたような革命的な出来事が今(の日本に)起こりかけている。アメリカのトランプ大統領にどう対応して行くかで、日本は変わって行くかもしれない。」(2025年5月、御厨貴東大…