1)日韓関係がやっと動き出す 冷却したままの日韓関係は、修復に向かって動き出すのだろうか。5月10日に就任するユン・ソギョル次期大統領が「政策協議代表団」を日本に派遣した。その目的は、ユン政権における北朝鮮政策や日韓関…
ゼロコロナ政策に固執する中国・習近平政権に呆れる
■上海ではロックダウンが1カ月以上も続く 中国最大の国際経済都市で、人口2400万人の上海は今年3月28日に東部がロックダウン(都市封鎖)され、4月1日には西部も閉鎖された。4日にはロックダウンの期間延長を上海市が発表し…
大阪・中之島に漆黒の美術館誕生
大阪の都心、中之島エリアに真っ黒な直方体のビルが出現した。低層階がガラス張りなので、遠目にはでっかい黒い箱が空中に浮かんでいるように見える。構想から約40年もかかってやっと2月にオープンした大阪中之島美術館である。大阪…
シミュレーション「ポスト プーチン」
「ウクライナ国境はこれから厳しい冬。ロシア兵は何故こんな所で戦わねばならないのか意味が分からない。しかし、ウクライナ兵はウクライナを必ず守り抜くという強い意志を持っています。絶対に負けません。」先々月(2月9日)東京・…
韓国の新大統領と日本 ~信頼の回復が第一歩~
1)5年ぶりの政権交代 3月9日の韓国大統領選挙は、保守系の候補が勝利した。保守系野党「国民の力」のユン・ソギョル氏が革新系与党「共に民主党」のイ・ジェミョン氏に競り勝った。2人の得票率の差は0.73ポイント、およそ25…
新型コロナは「季節性」が表れて初めて「収束」に向かう
■南半球の流行状況から季節性の獲得を判断できる 今年1月号のメッセージ@penで「新型コロナはいつ終息するのか」との見出しを付け、「楽観論ではあるが、今年中には終息するだろう」と書いた。この記事に少しばかり補足しておきた…
「ミニ・ゼミ」修了生からの報告・抱負~卒業ランチ会から~
3月も末の28日、慶応義塾大学メディアコムを修了したばかりの3人の卒業を祝い、卒論の報告を聞3月も末の28日、慶応義塾大学メディコムを修了したばかりの3人の卒業を祝い、卒論の報告を聞く会。研究所でジャーナリズムを目指す…
ミニゼミレポート「ジャーナリズムと資金」
近年、あらゆる分野でデジタル化が進み、人々の情報空間も大きく変化した。社会の変化に伴い、人々に向けて情報を発信してきたメディアもデジタル改革を進めている。 多くの人々が情報をインターネット空間で入手するようになった中、…
韓国大統領選:ガタガタと国際秩序が軋む中で
1)最終盤の韓国大統領選 韓国大統領選挙が最終盤に入った。ロシアによるウクライナへの侵攻、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射など、国際情勢が緊迫するなか、投票日が3月9日に迫った。今後の5年間、韓国を導く大統領を誰に決するのか。…
『探訪 ローカル番組の作り手たち』に託されたもの
朝日新聞記者として長く放送界を取材してきたジャーナリスト、隈元信一さんの著書『探訪 ローカル番組の作り手たち』(はる書房)が今月、出版された。「地方の作り手が元気だ!」と精力的に旅を続けた隈元さんは、昨年秋に末期がんで…