半世紀以上も前の話である。中学1年になったころ、玄関を入ってすぐ脇の四畳半が私の部屋だった。そこで勉強し、夜は畳の上にマットレスを敷いて寝ていた。机は父親から譲り受けた座り机だった。机の上には、半球状のカバーが付いたス…
石破首相は「湛山研究ブーム」を生かせるか
参院選挙の結果をめぐる自民党内の 混乱は続いているが、石破茂首相も参加する超党派の議員連盟「石橋湛山研究会」が、静かに注目されている。1昨年に発足したばかりの若い議連で、共同代表は、岩屋毅外相(自民)と古川元…
御巣鷹40年 ボ社は「修理ミスの理由」を記者会見で説明せよ
■8月7日付産経の1面の記事 この夏も日航ジャンボ機墜落事故の8月12日を中心に新聞やテレビ、ネットで関連するニュースや話題が取り上げられた。そんななか「隔壁接合板『設置困難で切断』」という見出しを付けた産経新聞(8月…
シリーズ ラジオ100年 Ⅵ 今日の話はきのうのつづき
ラジオ100年、それは昭和100年でもある。そして今年、敗戦80年。 思えば、戦前の20年はともかく、それからの80年をラジオに沿って、自身のほぼ80年を振り返れば、ラジオが始まっての4分の3ほどを、多少なりと意識…
日本版「トランプワールド」の幕を開けた参院選
「(アメリカから黒船艦隊がやってきた日本の)幕末に起きたような革命的な出来事が今(の日本に)起こりかけている。アメリカのトランプ大統領にどう対応して行くかで、日本は変わって行くかもしれない。」(2025年5月、御厨貴東大…
御巣鷹40年 ボーイングは「修理ミスの理由」を公表せよ
■墜落は午後6時56分過ぎ 今月8月12日に日航ジャンボ機墜落事故は発生から40年の節目を迎えるが、長い歳月が流れても解決されない問題はある。「事故調の過ち」と「陰謀論・撃墜説の正体」は6月号、7月号で述べたので、今回は…
シリーズ ラジオ100年 Ⅴ 「ラジオ体操」と「ラジオ深夜便」
私は2002年から数年、NHKのラジオ部門を担当した。その中で痛恨の思い出がある。時はイラク戦争の勃発寸前。世界はイラクの大量破壊兵器の存在をめぐって激しい論戦が続いていた。我々も開戦に備えて泊まり込みを続けていた。 …
エッセー スイスの名峰を巡る
▼スイスは意外と暑かった 6月26日から7月4日まで、多彩な乗り物で絶景を満喫する65歳以上限定のスイスツアーに参加しました。高齢者が対象ですから登山靴が必要な山歩きはなく、ひたすら乗り物を使ってアルプスの雄大な山々を…
御巣鷹40年 陰謀論・撃墜説の正体を暴く
■小説『沈まぬ太陽』 1985(昭和60)年8月12日、日本航空のジャンボ機が御巣鷹の尾根に墜落して520人が亡くなった。あの墜落事故から40年という歳月が過ぎようとするなか、いまだに解決されない課題がある。運輸省航空事…
『アドレセンス』が映し出す若年層の分断とミソジニー(女性嫌悪)
♢イギリスに広がる「アドレセンス現象」 イングランド北部の小さな街。閑静な住宅地の一軒家に、次々と警察車両が到着する。銃で武装した警官が押し入り、慌ただしく2階の子ども部屋へ。向けられた銃の先には、13歳のあどけない少年…