「AI革命という嵐の中をほとんど目隠しのまま突き進んでいる」(カナダ・トロント大学 クリスティーナ・マッケルへラン教授。ブルームバーグ通信による) 昨年(2025年)、世界の株式市場、特にニューヨーク市場では、代表的…
NetflixのWarner買収-今ハリウッドで何が起きているのか-前編
1980年代のハリウッドには映画会社が50社以上存在し、2018年時点では6社がアメリカ発の映画のほぼ90%を製作していた。読者の中にはまだフランス映画やイタリア映画が隆盛を誇っていた時代を記憶されている方もおられるだ…
「天災は忘れたころに…」 新型インフルの警戒を怠るな
■世界で7400万人が感染死する 新型インフルエンザの発生が気になる。新年早々、暗い話で申し訳ないが、新型インフルエンザウイルスがひとたび出現すると、人類は免疫を持っていないからあっと言う間に世界中に広まり、パンデミック…
台湾問題を読み解くー〈大一統〉と〈屈辱の歴史〉、そして「制裁としての政策」
台湾海峡の緊張が続くなか、高市早苗首相が「台湾有事は日本の〈存立危機事態〉になりうる」と発言した。これに対し中国政府は即座に反発し、「いかなる外部勢力の介入も許さない」と強く非難した。ここまでは、ある意味で想定内の外交…
「入ったら死ぬ」とされたヨハネスブルグ・ポンテタワーの再生を取材した
♢「15秒で死ぬ」──都市伝説のタワーへ南アフリカ・ヨハネスブルクで最も有名な建築のひとつに、ポンテ・シティ・アパートメント、通称「ポンテタワー」がある。1975年に建てられた地上54階建て・高さ173メートル、円筒の中…
「家元ニッポン」再考 映画『国宝』の歴代1位ヒットが照らす日本人の〝血″への共感と郷愁
映画『国宝』の興行収入が173.7億円を記録し、邦画の実写作品として22年ぶりに最高興収を更新した。配給元の東宝が25日に発表した数字は、2003年の『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!…
エベレスト登頂50年 なぜ田部井さんの映画に涙するのか
■生まれて初めての経験だった 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』を観てきた。女性として世界で初めてエベレスト(8848メートル)の登頂を成し遂げた、登山家の田部井淳子さん(享年77歳)を描いた映画である。田部井さんの…
村山富市元首相の「功と罪」
村山富市元首相死去のニュースは、自民党の総裁選に重なったが多くの新聞、テレビは政局記事を押しのける勢いだった。村山連立政権は、社会党が反自民を表看板にしてきた当の相手であり、そこから分かれた新党・さきがけによる「自・社…
番組アーカイブスが持つ歴史的価値とは
テレビでは、毎日、おびただしい数の番組が放送されている。残念ながら、話題や注目を集めるのはごく一部の番組で、多くは、番組の海に埋もれ、忘れ去られてしまう。しかし、番組の中には、時を経て、新たな光があてられるものがある。…
エベレスト登頂50年 登山家の田部井淳子さんを偲ぶ
■14年前のインタビュー 気さくで笑い声が絶えない人だった。女性として世界で初めて世界最高峰のエベレスト(チョモランマ、8848メートル)の登頂に成功した、登山家の田部井淳子さん(1939年9月22日~2016年10月2…