■警視庁がNPO法人の理事長を逮捕した 海外での臓器移植を仲介していたNPO法人の理事長が2月7日、臓器移植法違反容疑で警視庁に逮捕された。昨年9月のメッセージ@penで取り上げ、「臓器売買の疑いがある」と指摘したNP…
「鳥インフル」は新型コロナよりも怖い
■パンデミック・フルーの襲来 かなり気になっていることがある。増え続けている鳥インフルエンザウイルスの感染だ。ニワトリの間で感染を繰り返すと、人に感染しやすくなり、最後は人から人へと次ぎ次ぎに感染する人のインフルエンザ…
中国の感染爆発と情報の混乱 ~武漢の教訓は生かされているか~
中国政府が昨年11月に新型コロナウイルス感染症に関する規制を緩和し、コロナを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を12月に突然解除した後、感染拡大ペースが加速した。当局がコロナ感染状況の日次データの公表を中止したり、感染…
今年も中国・習近平政権から目を離せない
■20日間で2億4800万人もの感染者を出す ゼロコロナ政策の大幅な緩和に踏み切った中国でオーバーシュート(感染爆発)が起き、感染者の急拡大が続いている。今年1月8日には中国人の海外旅行が解禁され、1月下旬には民族大移…
「新型コロナ」が共存するとき
■同時流行の兆しが見える黄色信号 新型コロナウイルスの新規感染者数が1日当たり10万人を超え、第8波の襲来が懸念されている。インフルエンザとの同時流行もその兆しが表れ、厚生労働省が警戒中だ。 同時流行について厚労省は南半…
「新型コロナワクチン」異物で必要悪という原点を忘れるな
■第8波に備えた新ワクチンの接種が始まった 新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株に対応する新たなワクチンの接種が9月20日、全国各地の集団接種会場でスタートした。振り返ると、高齢者への新型コロナワクチンの接種が始まっ…
大学発ベンチャーの問題点 ~国産ワクチン開発を巡って~
アンジェスは、2022年9月7日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するDNAワクチン(プラスミドDNAワクチン)の開発を中止すると発表した。併せて、DNAワクチンの開発や生産に向け、国内外の複数の企業と…
世界的ドナー不足が「臓器売買」を加速させる
■「NPO仲介の移植に臓器売買の疑い」と読売がスクープする 読売新聞が先月1カ月間、臓器売買の問題を集中的に報じていた。8月7日付朝刊1面のトップで「東京都内のNPO法人が仲介した海外での生体腎移植手術で、売買された臓…
「サル痘の異例の感染拡大」原因は変異か、それとも人間側の問題か
■WHOは事態を憂慮し、今後もPHEICを検討する アフリカで流行していた「サル痘(モンキー・ポックス)」が、これまで感染のなかった欧米で急速に広がっている。異例の事態である。このほど、WHO(世界保健機関)は緊急委員会…
「コロナと北朝鮮」経済制裁を強化してでも医療支援を受け入れさせるべきだ
■人口の7・6%が感染して発熱した 北朝鮮が初めて新型コロナウイルスの感染を公表した。5月12日、国営メディアの朝鮮中央通信が「平壌(ピョンヤン)で発熱者から採取された検体から変異ウイルスのオミクロン株が検出された。国内…