8月13日、メディアコムと綱町三田会では、ニューヨーク在住のジャーナリストの津山恵子さんを招いて、アメリカのネットメディアをテーマにしたミーティングを開催した。津山さんは20年にわたってアメリカ政治を取材し、アメリカメ…
「移植医療の死角」 なぜ臓器売買はなくならないのか
■20年前に初の臓器移植法違反事件 警視庁が今年7月、カンボジアでの臓器移植を斡旋し、その対価を受け取ったとして男3人を臓器移植法違反(有償斡旋)の疑いで逮捕した。協力した2人は不起訴になったが、主犯の男は3年前にも東欧…
「天下政道」の下で潰される者――伊藤大輔『素浪人罷通る』を、いま観る
猛暑の続く八月の京都、京都府京都文化博物館のフィルムシアターで、「伊藤大輔監督特集」が開催された。伊藤大輔といえば、日本映画草創期から活躍し、「時代劇の父」とも称された映画監督である。今回の特集では、無声映画時代の『御…
エッセー 雲海を求めて北の大地へ
8月18日から2泊3日で、北海道を団体旅行しました。今回のツアーは、憧れのホテル2か所に泊まり、トマムの雲海を見るのが主な目的でした。羽田空港の集合時間が午前6時55分ということで、目覚まし時計を午前4時にセットしまし…
「演技だから」はどこまで許されるか~インティマシー・コーディネーションからみたフジTV佐藤二朗騒動~
民放ドラマの撮影現場で、俳優の佐藤二朗氏から共演の女性俳優に対するハラスメントがあったと週刊文春が7月に報じた。同放送局の報告書によると、佐藤氏が女性俳優の楽屋を訪れ「俳優の仕事を続けるべきではない」などと発言したこと…
千里発 僕とメディアとニュータウン
■未来像は東京だけでは描けない ニュータウンという鉱脈は、面白い。慶大の新聞研究所(現メディア・コミュニケーション研究所)で出会った闊達な先輩たちに惹かれ、広告会社(博報堂)に就職して20年あまりが過ぎたころ、突然、地元…
御巣鷹41年 ボ社には「修理ミスの理由」を公表する責任がある
■空の安全への誓いと祈り 41年前の8月12日夜、日本航空のジャンボ機が群馬県の御巣鷹の尾根に墜落して520人が亡くなった。今年の夏も遺族たちで作る「8・12連絡会」が中心となって8月11日の夕方に上野村役場前の河原で灯…
ハンタウイルス騒動をどう見るか~「重症度」と「感染拡大性」を分けて考える
ハンタウイルス感染症が注目を集めている。背景には、アフリカ・カーボベルデ沖を航行していたクルーズ船で、ハンタウイルス感染が疑われる事例と複数の死亡例が報告されたことがある。これを受け、日本でも報道が増加したが、国立健康…
ハンタウイルス 人気のクルーズ船に潜む感染症の脅威
■アウトブレイクに過ぎないのか 「大西洋を航行中のクルーズ船でハンタウイルスが流行し、これまでに3人が死亡している」。WHO(世界保健機関)が5月4日、こう発表しその後の報道も続いてちょっとした騒動となった。このハンタウ…
再審制度の見直し-冤罪は防げるのか?
死刑囚だった袴田さんの再審・無罪確定が大きなきっかけとなった刑事訴訟法・再審制度の見直し法案は既に国会審議入りしている。しかし、法案の解釈をめぐって、検察は、抗告・証拠開示などについて事実上、これまでの権限を守ろうとする…