米中対立が厳しさを増す中、海外の中国金融資産の保有高がこの1年で約40%増加し8000億ドルを超えた。今年10月には英指数算出会社のFTSEラッセルの代表的な国債指数に中国国債が段階的に組み入れられるとすれば、水面下です…
中国・習近平政権の乱暴な振る舞いは百歩譲っても許せない
■中国共産党は本当に成功したのか 8年前の「メッセージ@pen」(2013年8月号)で、「ジャーナリストにはことあるごとに思い出し、記憶にとどめる努力を怠ってはならない取材対象がある」と生意気に書き出したことがあった。…
東京五輪 安全に開催できるか〜人流と感染リスク〜
東京五輪を無事に開催することができるのだろうか。変異ウイルスの流行などを背景に、感染が拡大するおそれもあり、その不安に対する答えがないまま開幕が迫っている。 国、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会などによ…
G7 サミットとムン政権の試練
G7招待で歓喜の韓国 G7サミット・主要7か国首脳会議が6月11日から13日まで、イギリスで開催された。その最大の焦点は、軍事・経済的に存在感を強める中国に対抗し、G7各国が結束してどんな戦略を打ち出すかであった。今回の…
シリーズⅥ 「コロナ後5年」中国の電気自動車開発と日本メーカー
脱炭素への世界のCO2排出量で約2割を占める自動車業界への圧力が高まっている。一方、株式市場ではEVのトップ企業、テスラの株式が高騰し、既存自動車メーカーでもEVへの取組みが進捗しているGMやVWなどの株価が上昇してい…
シリーズ 「5年後、コロナ後の世界」 Ⅴ プラットフォーマーを待受ける難題~FBを中心に考える~
新型コロナの感染拡大が始まって1年になるが、デジタル技術の導入が盛んになり巨大IT企業の成長が加速している。たとえば、フェイスブック(FB)の21年1~3月の売上は前年同期比48%増、利益は94%増といった具合だ。 …
米韓首脳会談と“問われる”ムン政権
米韓同盟は修復したか 5月21日、米韓首脳会談がワシントンで行われた。日米に続く米韓の会談は、同盟国とアジアを重視するという、バイデン大統領の外交姿勢を象徴するものとなった。アメリカが中国との対決姿勢を強め、韓国が親中…
連携する日米、行き違う韓国
■ 首脳会談で連携する日米 アメリカがアジア外交を活発化させている。中国と対立を深めるアメリカ、そして日本、韓国も絡み合い、目まぐるしく動く。 バイデン政権はアジア重視の姿勢を明確にしている。3月中旬以降、日米豪印4…
シリーズ「5年後、コロナ後の世界」Ⅳ ゲオテクノロジー(先端技術をめぐる地政学)から米中の今後をみる
米中の対立でサプライチェーンの東西分断が進むという見方が強い。習近平政府もまた従来のサプライチェーンを再構築する「双循環政策」を打ち出した。では、中国を世界から孤立させる強硬策をとる選択肢が西側にあるかと問われれば、中…
韓国大統領選挙まで1年~何かが起こる予感~
■ 大統領選挙まで1年 韓国が騒めいている。来年3月9日の大統領選挙に向けて、有力な候補者が動き出し、与・野党間の駆け引きが活発化したからだ。ムン・ジェイン大統領の後継者を選ぶ選挙は、革新系与党「共に民主党」の候補者2…