■上海ではロックダウンが1カ月以上も続く 中国最大の国際経済都市で、人口2400万人の上海は今年3月28日に東部がロックダウン(都市封鎖)され、4月1日には西部も閉鎖された。4日にはロックダウンの期間延長を上海市が発表し…
シミュレーション「ポスト プーチン」
「ウクライナ国境はこれから厳しい冬。ロシア兵は何故こんな所で戦わねばならないのか意味が分からない。しかし、ウクライナ兵はウクライナを必ず守り抜くという強い意志を持っています。絶対に負けません。」先々月(2月9日)東京・…
韓国の新大統領と日本 ~信頼の回復が第一歩~
1)5年ぶりの政権交代 3月9日の韓国大統領選挙は、保守系の候補が勝利した。保守系野党「国民の力」のユン・ソギョル氏が革新系与党「共に民主党」のイ・ジェミョン氏に競り勝った。2人の得票率の差は0.73ポイント、およそ25…
韓国大統領選:ガタガタと国際秩序が軋む中で
1)最終盤の韓国大統領選 韓国大統領選挙が最終盤に入った。ロシアによるウクライナへの侵攻、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射など、国際情勢が緊迫するなか、投票日が3月9日に迫った。今後の5年間、韓国を導く大統領を誰に決するのか。…
確定申告の時期になると思い出す「立花隆インタビュー」
■29年前、国税は「永田町のドン」の脱税を摘発した 確定申告(2月16日~3月15日)のシーズンである。今年は「e-Tax(電子申告)」に挑戦してみた。念のために申告書に記入して税務署まで出かけて教わりながら行ったが、な…
読売新聞大阪本社と大阪府の包括提携への疑問
年の瀬の昨12月28日、読売新聞(大阪本社版)の朝刊第2社会面の記事にくぎ付けになった。読売新聞大阪本社が大阪府と包括連携協定を結んだとの内容だ。吉村洋文・大阪府知事と柴田岳・読売新聞大阪本社社長が並んだ写真が添えられ…
韓国大統領選挙:最終盤で注目すべき点
1)最新の選挙情勢 韓国の大統領選挙は、3月9日の投開票日まで1か月余りとなった。有力候補の支持率は目まぐるしく上下動を繰り返し、順位が入れ替わる。選挙戦が最終盤に入った今なお、何が起こるか分からない。一寸先は闇だ。 今…
エッセー「国境の島・対馬で日韓関係を思う」
◆ 玄界灘を越えて対馬へ 初冬の玄界灘は大しけだった。フェリーは大きく揺れ続け、やっとの思いで対馬に着く。冷たい雨が降り続き、厳原の街は人も疎らだった。日韓の関係悪化とコロナ禍が重なり、押し寄せていた韓国人観光客は途絶え…
シリーズ コロナ後5年の世界 最終回 スマート農業で「瑞穂の国」の復活を
岸田文雄首相は、デジタル田園都市国家構想をぶち上げ、具体的には海底ケーブルで日本を周回する「デジタル田園都市スーパーハイウェイ」を3年程度で完成させ、地方にいながら都市に、世界につながる生活ができるようにするとうたう。…
3ヶ月後に迫った韓国大統領選挙~弁護士と検事出身の対決~
1)大統領選挙の構図韓国の大統領選挙が3か月後に迫ってきた。最大野党「国民の力」は、11月5日、前検事総長、ユン・ソギョル氏を公認候補として選出した。与党「共に民主党」は、すでに10月10日、キョンギ道の前知事、イ・ジェ…