これまでにAI(人工知能)の進化と情報ネットワークの形成によって、個人情報をもとにしたプロファイリングが進み利益が生み出される一方で、その個人が知らないうちに差別や社会的排除へつながる可能性(リスク)があることを指摘し…
続・進化し続けるAI-今後知っておくべきこと 考えておくべきこと-
前稿(http://www.message-at-pen.com/?p=2115)では、我々の日常生活に浸透しつつあるAIを概観した。その中で、AIが判断を誤る可能性が高い分野について、AIを活用することの判断やその結…
進化し続けるAI-今、知っておくべきことと考えておくべきこと
人工知能(Artificial Intelligence、AI)とは、計算の概念とコンピュータを用いて知能を研究する計算機科学の一分野である。言語の理解や推論、問題解決など、人間が行ってきた知的行為を機械に代行させるため…
ミニゼミ特別講義から「ジャーナリズムとAI-米国メディアの挑戦」
30年度第3回目のミニゼミが先月(12月)5日、ニューヨーク在住のフリージャーナリスト津山恵子さんを招き、特別講義として三田キャンパスで開催された。演題は「ジャーナリズムとAI——米国メディアの挑戦と戦い」。アメリカにト…
知の集積進む「けいはんな学研都市」~関西からの報告~
京都、大阪、奈良の3府県にまたがる関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)で、IPS細胞を活用した創薬の研究が4月から始まった。理化学研究所が、中心部(京都府精華町)の「けいはんなプラザ」内に研究開発拠点を設置、京都大…
人間はAI(人工知能)を使いこなせるのか
年末から年始にかけ、謎の棋士がインターネット上で世界中の著名な棋士を次々と破り、大きな話題を呼んだ。実はこの棋士、昨年(2016年)3月に韓国のトップ級棋士に4勝1敗で打ち勝った米グーグル傘下の企業が開発した、AI(人…
地震は予知出来る ~発生前1週間への挑戦~
2011年の東日本大震災後、東海、東南海、南海地震という海溝型地震の襲来が注目されていた中、断層型地震の熊本地震がほとんど予測されていなかったにもかかわらず発生した。関東直下型地震も喫緊の課題として、その地震予知への国民…
核燃料リサイクル問題でアメリカなどが日本に厳しい視線
「中国が発言をするなんて!まともに相手にできないが、日本批判の為にする発言と思う。本当によくいうよという感じだ。」大使経験もある元外務省0Bは怒る。 昨年10月20日の国連総会第一委員会(安全保障と軍縮を担当)、中国…
「ジカ熱と小頭症」感染拡大の向こうに健康弱者がいる
WHO(世界保健機関)が2月1日、蚊が媒介する感染症の「ジカ熱」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。緊急事態宣言は、一昨年8月のエボラ出血熱以来のことである。 ブラジルなど中南米でアウトブレ…
科学記者養成の問題点「良い記者自然発生説」の経営者たち
私の持論は「良い記者自然発生説」。「良い科学記者というものは、放っておけば組織内に自然発生する(例えば庭の空き缶にボウフラが自然に涌くように)」という説である。 そんなばかな、と思われるかもしれないが、新聞、テレビを問わ…