■隅田川花火大会が4年ぶりに再開 この夏は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが2類相当から5類に移行し、イベントの規制が緩和された初めてのお盆(8月13日~16日)休みを迎える。 JR各社のまとめによると…
なぜ、私たちは書くのか 誰に向けて書くのか ―いま「記者」を考える―
2022年11月、一般向けに公開された生成AI「ChatGPT」は、瞬く間に私たちの社会を大きく揺るがし始めた。それは「記者」の存在意義にも、深刻な問いを突きつけている。 本稿では記者活動を通じて得た自身の経験を元に…
政権とメディアが今回もつくり出した“解散騒動”
永田町に吹いた解散風をあおり、沈静化させたのは、解散権を握る岸田文雄首相だった。マッチポンプという言葉があるが、岸田氏は解散権をもて遊んでいた節がある。 解散権は「首相の専権事項」といわれ、政権の都合のよい時期にするこ…
ゼロコロナ政策解禁、急拡大する中国新型コロナ
中国で新型コロナウイルス感染が再拡大し、6月末にピークを迎え週に約6500万人が感染するとの試算が示された。オミクロン株から派生した「XBB」系統がコロナ感染拡大に拍車をかけている。中国当局はコロナの感染者数を公表してお…
新型コロナ「感染症とは何か」を考える時だ
■山頂に立ったところ 新型コロナウイルスによる未知の感染症が発生し、中国湖北省武漢市でアウトブレイク(地域的流行)が始まったのが2019年12月だった。それ以来3年半以上にわたってほぼ毎月毎回、新型コロナの問題点をこの…
日韓新時代に向かって~若者の意識は変わり始めたか~
1)久しぶりの日韓首脳会談 日本と韓国の首脳会談がようやく実現した。国際会議に合わせた会談を除き、2011年以来12年ぶりとなった。韓国のユン・ソンニョル大統領は3月16日に来日した。岸田首相との会談を終えて、夕食をはし…
マスクを外してもとの生活に戻ろう
■危機意識の指標 3月13日からマスクの着用が自由になった。これまでは、付けずにコンビニに入ると嫌な顔をされ、早朝のランニングでは見ず知らずの人から「なぜ付けないのか」と睨(にら)まれた。忘れて何度、取りに戻ったことか…
「withコロナ」世代が得た学び~慶應義塾大学メディアコム修了式から~
2023年3月17日、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所(以下メディアコム)の22年度修了式が、三田キャンパス南校舎ホールにおいて開催された。40名が修了し、4月に就職・進学する。 4年生の総代である学生の司…
ウクライナ戦争と中国の影~73年前の朝鮮戦争を思い出す~
今年(2023年)1月17日夜。霧が深いウクライナの首都、キーウ近郊、ブロバルイの住宅地の上空でヘリコプターの墜落事故があった。ロシア軍との戦闘地域へ向かうモナスティルスキー内務相ら、搭乗していた9人が死亡。地上では住…
臓器移植法違反事件 このドナー不足をどうする
■警視庁がNPO法人の理事長を逮捕した 海外での臓器移植を仲介していたNPO法人の理事長が2月7日、臓器移植法違反容疑で警視庁に逮捕された。昨年9月のメッセージ@penで取り上げ、「臓器売買の疑いがある」と指摘したNP…