新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して、免疫があるかどうかを調べる抗体検査に注目が集まっている。加藤厚生労働相は、新型コロナウイルスの大規模抗体調査を、6月から1万人規模で実施すると表明した。今回の調査は人…
新型コロナウイルスによる重症化と感染死をいかに防ぐか
■息苦しさや発熱の自覚がない「サイレント肺炎」に注意すべきだ 新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言が全面解除されたからといって、ウイルス自体が消えてなくなったわけではない。感染すると、2割の人が重症化して…
新型コロナウイルス感染症の克服へ向けて
現在新型コロナウイルス感染は拡大の一途を辿っており、ヨーロッパをはじめ諸外国の状況を見るとその感染力の高さに圧倒されるが、臨床研究や発表される関連論文数の増加をみると、治療薬が見出される可能性に期待が湧く。実際に手元の…
なぜ、人は新型コロナウイルスに過剰反応してしまうのか
■神社から鈴緒が消え、清めの手水も使えなくなった 毎朝のウォーキングで立ち寄る東京・西新宿の熊野神社で、鈴緒(すずのお)が取り外された。手水鉢(ちょうずばち)の周囲には縄が掛けられ、使えないようになっている。鈴緒は拝殿…
新型コロナ禍の中「ペスト」(アルベール・カミュ著)を読む
「ペスト患者であることはひどく疲れることなんだ。しかし、ペスト患者になりたくないと望むことは、さらにもっと疲れることなんだ」 「絶望に慣れることは、絶望そのものより悪いのだ」 これはフランスのノーベル文学賞受賞者カミュ(…
これは、始まりにすぎない~2つの論文が描きだすパンデミックの姿~
「次に世界を覆う致命的なパンデミックは、我々がこれまでに承知している(SARSなどによる)いかなる恐怖とも似ても似つかぬものとなるかもしれない。」(アメリカ科学誌「Science Alert」2018年 5月14日号)…
「新型コロナウイルス」 なぜ、世界はパニックに陥っているのか
■屋形船の集団感染から判明した弱点とは 「『新型コロナウイルス』-正しく怖がるにはどうすればいいのか-」(扶桑社)=写真=を3月26日に緊急出版した。感染症の問題を取材してきた私の拙い経験から新型コロナウイルスとの付き…
AI社会の評価と人文科学の役割~科学技術基本法改正を巡って~
これまでにAI(人工知能)の進化と情報ネットワークの形成によって、個人情報をもとにしたプロファイリングが進み利益が生み出される一方で、その個人が知らないうちに差別や社会的排除へつながる可能性(リスク)があることを指摘し…
「新型肺炎」の流行 背後に社会のひずみがみえてくる
■日本など中国以外の国々では死者は出ていない 中国の感染者が軽く1万人を超え、死者も200人以上を記録している。日本を含む世界25以上の国・地域でも患者や感染者が出ている。 中国湖北省武漢(ウーハン)市の病院が正体不…
救急車の「蘇生中止」と「搬送取り止め」を問う
■人の命を救うのが、救急隊の使命のはず 朝から寒気が日本列島を覆い、夜には北風が吹き出した。気温は零度近くなっていた。この寒さで高齢の男性が持病を悪化させ、風呂場で倒れて意識を失った。救急車が駆け付け、救急隊員が心臓マッ…