■「2期10年の任期」と「68歳定年の慣例」を破る 5年に1度の中国共産党大会(第20回大会、10月16日~22日)が北京の人民大会堂で開かれ、閉幕直後の23日には最高指導部の人事で3期目の習近平(シー・チンピン)政権が…
“アベクロノミクス”の終焉
“アベクロノミクス”とはアベノミクスとクロダノミクスを合成した造語である。アベノミクスの元祖、安倍晋三元首相は既に亡くなり、クロダノミクスのリーダー、黒田東彦日銀総裁は来年の4月が任期。続投はまずない。 …
「感染急増の第七波」事態の悪化招く過剰反応を断ち切れ
■検査キットを活用して自主検査しよう 新型コロナの第7波で、全国の1日当たりの新規感染者の数が20万人を超えて第6波のピーク時の2倍に膨れ上がり、その後も過去最多を更新している。だが、重症者はそんなには増えていない。こ…
日韓関係の改善に一歩踏み出したが・・・
1) パク外相が初来日 韓国のパク・チン外相が就任して初めて日本を訪れた。7月18日から3日間滞在し、まず林外相と会談した。日韓2か国の外相会談はおよそ3年ぶりだ。パク外相は翌日、岸田首相…
日韓関係と普遍的価値観
1)軋む国際秩序と普遍的価値観 ロシアがウクライナに侵攻し、4か月が過ぎた。ロシアはウクライナの市民も巻き込む戦闘を続け、核兵器の使用もちらつかせている。また、東部での攻勢を強め、南部では占拠・支配の既成事実化…
「国際卓越研究大学法」は世界トップレベルの大学づくりにつながるのか
イノベーション(技術や社会の革新)の駆動力となる世界トップレベルの大学づくりを目指す「国際卓越研究大学法」が5月18日、参院本会議で与党などの賛成多数により可決され成立した。 政府が拠出する10兆円規模の大学ファンド(…
米大統領の日韓歴訪とユン外交
◆米韓首脳会談とユン外交 バイデン大統領が日本と韓国を訪問した。5月20日から5日間の滞在中、多様な会談と行事が相次いだ。ソウルでは、就任して間もないユン・ソンニョル大統領との米韓首脳会談が行われた。東京では、日韓首脳会…
ユン次期大統領と冷却した日韓関係
1)日韓関係がやっと動き出す 冷却したままの日韓関係は、修復に向かって動き出すのだろうか。5月10日に就任するユン・ソギョル次期大統領が「政策協議代表団」を日本に派遣した。その目的は、ユン政権における北朝鮮政策や日韓関…
ゼロコロナ政策に固執する中国・習近平政権に呆れる
■上海ではロックダウンが1カ月以上も続く 中国最大の国際経済都市で、人口2400万人の上海は今年3月28日に東部がロックダウン(都市封鎖)され、4月1日には西部も閉鎖された。4日にはロックダウンの期間延長を上海市が発表し…
シミュレーション「ポスト プーチン」
「ウクライナ国境はこれから厳しい冬。ロシア兵は何故こんな所で戦わねばならないのか意味が分からない。しかし、ウクライナ兵はウクライナを必ず守り抜くという強い意志を持っています。絶対に負けません。」先々月(2月9日)東京・…