ラジオ100年、それは昭和100年でもある。そして今年、敗戦80年。 思えば、戦前の20年はともかく、それからの80年をラジオに沿って、自身のほぼ80年を振り返れば、ラジオが始まっての4分の3ほどを、多少なりと意識…
日本版「トランプワールド」の幕を開けた参院選
「(アメリカから黒船艦隊がやってきた日本の)幕末に起きたような革命的な出来事が今(の日本に)起こりかけている。アメリカのトランプ大統領にどう対応して行くかで、日本は変わって行くかもしれない。」(2025年5月、御厨貴東大…
御巣鷹40年 ボーイングは「修理ミスの理由」を公表せよ
■墜落は午後6時56分過ぎ 今月8月12日に日航ジャンボ機墜落事故は発生から40年の節目を迎えるが、長い歳月が流れても解決されない問題はある。「事故調の過ち」と「陰謀論・撃墜説の正体」は6月号、7月号で述べたので、今回は…
シリーズ ラジオ100年 Ⅴ 「ラジオ体操」と「ラジオ深夜便」
私は2002年から数年、NHKのラジオ部門を担当した。その中で痛恨の思い出がある。時はイラク戦争の勃発寸前。世界はイラクの大量破壊兵器の存在をめぐって激しい論戦が続いていた。我々も開戦に備えて泊まり込みを続けていた。 …
エッセー スイスの名峰を巡る
▼スイスは意外と暑かった 6月26日から7月4日まで、多彩な乗り物で絶景を満喫する65歳以上限定のスイスツアーに参加しました。高齢者が対象ですから登山靴が必要な山歩きはなく、ひたすら乗り物を使ってアルプスの雄大な山々を…
御巣鷹40年 陰謀論・撃墜説の正体を暴く
■小説『沈まぬ太陽』 1985(昭和60)年8月12日、日本航空のジャンボ機が御巣鷹の尾根に墜落して520人が亡くなった。あの墜落事故から40年という歳月が過ぎようとするなか、いまだに解決されない課題がある。運輸省航空事…
『アドレセンス』が映し出す若年層の分断とミソジニー(女性嫌悪)
♢イギリスに広がる「アドレセンス現象」 イングランド北部の小さな街。閑静な住宅地の一軒家に、次々と警察車両が到着する。銃で武装した警官が押し入り、慌ただしく2階の子ども部屋へ。向けられた銃の先には、13歳のあどけない少年…
イ・ジェミョン大統領と明日の日韓関係
1)始動するイ・ジェミョン大統領 韓国で、イ・ジェミョン大統領が誕生した。ほぼ予想通りの結果となった。6月3日の大統領選挙は、去年12月に突然「非常戒厳」を宣言したユン・ソンニョル前大統領が弾劾訴追で失職したことに伴う…
アメリカへの輸出拡大続く日本医薬品業界とトランプ政権
2025年1月20日にドナルド・トランプ氏が米国大統領に就任し、大統領権限を行使して不法移民の強制送還、関税強化を打ち出してきた。「米国第一主義」「対中強硬」を基本方針に、経済の不透明感が増大していく中で、今後の医療政…
シリーズ ラジオ100年 Ⅳラジオ記者一年生の記
今(2025年7月)から、ほぼ60年も昔、1966年夏の朝、5時。NHK仙台放送局の報道デスク近くの壁にかけてあったラジオから、静かに、ゆっくり音楽が流れ始めた。木琴がチャイムのような音を奏でている。当時のNHKラジオ…