年の瀬の昨12月28日、読売新聞(大阪本社版)の朝刊第2社会面の記事にくぎ付けになった。読売新聞大阪本社が大阪府と包括連携協定を結んだとの内容だ。吉村洋文・大阪府知事と柴田岳・読売新聞大阪本社社長が並んだ写真が添えられ…
オミクロン株、新規感染者の急増 〜対応を巡る議論〜
新型コロナウイルスの新規感染者が1月26日には7万人を超え、オミクロン型変異株の感染拡大抑止のための「まん延防止等重点措置」は、三大都市圏や九州全県を含む34都道府県に広がった。現在の感染拡大は重症化リスクが低いとされ…
「尾身発言」は間違っていない 大切なのはメリハリが効いた感染対策だ
■オミクロン株が過去最大の感染の山、第6波を作った 新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」についてメッセージ@pen(昨年12月号)に「ワクチン接種が進まないアフリカで感染力の強い変異ウイルスが出現すると、感染爆発が起…
韓国大統領選挙:最終盤で注目すべき点
1)最新の選挙情勢 韓国の大統領選挙は、3月9日の投開票日まで1か月余りとなった。有力候補の支持率は目まぐるしく上下動を繰り返し、順位が入れ替わる。選挙戦が最終盤に入った今なお、何が起こるか分からない。一寸先は闇だ。 今…
エッセー「国境の島・対馬で日韓関係を思う」
◆ 玄界灘を越えて対馬へ 初冬の玄界灘は大しけだった。フェリーは大きく揺れ続け、やっとの思いで対馬に着く。冷たい雨が降り続き、厳原の街は人も疎らだった。日韓の関係悪化とコロナ禍が重なり、押し寄せていた韓国人観光客は途絶え…
新型コロナはいつ終息するのか?
■今年3月でWHOのパンデミック宣言からまる2年が過ぎる 昨年1月号のメッセージ@penの私の記事は「今年の最大の話題は、新型コロナウイルスのワクチンになるだろう」と書き出し、ワクチンについての持論を展開したが、今年の最…
オミクロン。楽観論と要警戒論
英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)は12月11日に、英政府が追加の予防的措置を取らなければ、新型コロナウイルスのオミクロン変異株がイングランドで相次ぐ感染拡大を引き起こし、最悪のシナリオでは今冬のコロナ死者…
シリーズ コロナ後5年の世界 最終回 スマート農業で「瑞穂の国」の復活を
岸田文雄首相は、デジタル田園都市国家構想をぶち上げ、具体的には海底ケーブルで日本を周回する「デジタル田園都市スーパーハイウェイ」を3年程度で完成させ、地方にいながら都市に、世界につながる生活ができるようにするとうたう。…
ミニゼミリポート「根室新聞の休刊、そして復刊」
2021年3月31日、根室市に拠点を置く「日本最東端」の地方紙『根室新聞』が休刊した。根室新聞とは、1947年1月6日の創刊以来、市政や北方領土問題、市民活動など、根室の地域に根ざした情報を長きにわたって提供してきた地…
南アの「オミクロン株」は日本で第6波を生むのか
■WHOが「懸念される変異株(VOC))」に指定する 新型コロナのワクチン接種が進まないアフリカで感染力の強い変異ウイルスが出現すると、感染爆発が起こり、感染は日本にも広がって第6波につながる。そう考えていた矢先のこと…