■南半球の流行状況から季節性の獲得を判断できる 今年1月号のメッセージ@penで「新型コロナはいつ終息するのか」との見出しを付け、「楽観論ではあるが、今年中には終息するだろう」と書いた。この記事に少しばかり補足しておきた…
オミクロン株、新規感染者の急増 〜対応を巡る議論〜
新型コロナウイルスの新規感染者が1月26日には7万人を超え、オミクロン型変異株の感染拡大抑止のための「まん延防止等重点措置」は、三大都市圏や九州全県を含む34都道府県に広がった。現在の感染拡大は重症化リスクが低いとされ…
「尾身発言」は間違っていない 大切なのはメリハリが効いた感染対策だ
■オミクロン株が過去最大の感染の山、第6波を作った 新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」についてメッセージ@pen(昨年12月号)に「ワクチン接種が進まないアフリカで感染力の強い変異ウイルスが出現すると、感染爆発が起…
新型コロナはいつ終息するのか?
■今年3月でWHOのパンデミック宣言からまる2年が過ぎる 昨年1月号のメッセージ@penの私の記事は「今年の最大の話題は、新型コロナウイルスのワクチンになるだろう」と書き出し、ワクチンについての持論を展開したが、今年の最…
オミクロン。楽観論と要警戒論
英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)は12月11日に、英政府が追加の予防的措置を取らなければ、新型コロナウイルスのオミクロン変異株がイングランドで相次ぐ感染拡大を引き起こし、最悪のシナリオでは今冬のコロナ死者…
南アの「オミクロン株」は日本で第6波を生むのか
■WHOが「懸念される変異株(VOC))」に指定する 新型コロナのワクチン接種が進まないアフリカで感染力の強い変異ウイルスが出現すると、感染爆発が起こり、感染は日本にも広がって第6波につながる。そう考えていた矢先のこと…
「オミクロン株」今できる感染対策を着実に
南アフリカ共和国の保健当局は11月25日、新型コロナウイルスのワクチンの効果を低下させる可能性がある新たな変異ウイルスが見つかったと発表した。WHO(世界保健機関)はこのウイルスを「懸念される変異株」に指定し、警戒を呼…
医療関係者、高齢者へ三回目接種の準備を~年内にも第6波
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行が始まってから、間もなく2年が経とうとしている。世界保健機関(WHO)の統計によれば、全世界における感染確認者は累計で2億4000万人を超え、死亡者は480万人…
「子宮移植」は必要な医療なのか
■突っ走ると「和田心臓移植」と同じ運命をたどる 今年7月14日のことだ。日本医学会の検討委員会が「子宮移植」について臨床研究を認める報告書を公表した。 子宮移植は子供を産みたくとも子宮のない女性が妊娠・出産できる第3…
新型コロナウイルスワクチン接種~抗体と免疫細胞の働きについて~
新型コロナワクチンの接種によって、新型コロナウイルス感染症の発症を予防する高い効果があり、重症化を予防する効果が期待されている。そして、我が国におけるワクチン接種においては、二回目の接種完了者は人口の40%を超えた。 …