■「NPO仲介の移植に臓器売買の疑い」と読売がスクープする 読売新聞が先月1カ月間、臓器売買の問題を集中的に報じていた。8月7日付朝刊1面のトップで「東京都内のNPO法人が仲介した海外での生体腎移植手術で、売買された臓…
「サル痘の異例の感染拡大」原因は変異か、それとも人間側の問題か
■WHOは事態を憂慮し、今後もPHEICを検討する アフリカで流行していた「サル痘(モンキー・ポックス)」が、これまで感染のなかった欧米で急速に広がっている。異例の事態である。このほど、WHO(世界保健機関)は緊急委員会…
「コロナと北朝鮮」経済制裁を強化してでも医療支援を受け入れさせるべきだ
■人口の7・6%が感染して発熱した 北朝鮮が初めて新型コロナウイルスの感染を公表した。5月12日、国営メディアの朝鮮中央通信が「平壌(ピョンヤン)で発熱者から採取された検体から変異ウイルスのオミクロン株が検出された。国内…
ゼロコロナ政策に固執する中国・習近平政権に呆れる
■上海ではロックダウンが1カ月以上も続く 中国最大の国際経済都市で、人口2400万人の上海は今年3月28日に東部がロックダウン(都市封鎖)され、4月1日には西部も閉鎖された。4日にはロックダウンの期間延長を上海市が発表し…
新型コロナは「季節性」が表れて初めて「収束」に向かう
■南半球の流行状況から季節性の獲得を判断できる 今年1月号のメッセージ@penで「新型コロナはいつ終息するのか」との見出しを付け、「楽観論ではあるが、今年中には終息するだろう」と書いた。この記事に少しばかり補足しておきた…
オミクロン株、新規感染者の急増 〜対応を巡る議論〜
新型コロナウイルスの新規感染者が1月26日には7万人を超え、オミクロン型変異株の感染拡大抑止のための「まん延防止等重点措置」は、三大都市圏や九州全県を含む34都道府県に広がった。現在の感染拡大は重症化リスクが低いとされ…
「尾身発言」は間違っていない 大切なのはメリハリが効いた感染対策だ
■オミクロン株が過去最大の感染の山、第6波を作った 新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」についてメッセージ@pen(昨年12月号)に「ワクチン接種が進まないアフリカで感染力の強い変異ウイルスが出現すると、感染爆発が起…
新型コロナはいつ終息するのか?
■今年3月でWHOのパンデミック宣言からまる2年が過ぎる 昨年1月号のメッセージ@penの私の記事は「今年の最大の話題は、新型コロナウイルスのワクチンになるだろう」と書き出し、ワクチンについての持論を展開したが、今年の最…
オミクロン。楽観論と要警戒論
英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)は12月11日に、英政府が追加の予防的措置を取らなければ、新型コロナウイルスのオミクロン変異株がイングランドで相次ぐ感染拡大を引き起こし、最悪のシナリオでは今冬のコロナ死者…
南アの「オミクロン株」は日本で第6波を生むのか
■WHOが「懸念される変異株(VOC))」に指定する 新型コロナのワクチン接種が進まないアフリカで感染力の強い変異ウイルスが出現すると、感染爆発が起こり、感染は日本にも広がって第6波につながる。そう考えていた矢先のこと…